気が付くと懐古している。
今の新入生が昔の自分にダブり、そのフィードバックで今の自分を昔の先輩に重ねて見ている気がする。
上級生の方が自分にしてくれたように自分が下級生にするという難しい意識。
そのままその通りにすることはできないし、それでは不正確的であると思う。
自分はいつでもただ気の赴くままに力の及ぶ限りにできることをしているだけであって、そこに何か配慮が入る余地などは果たしてあるのだろうかなあと思う。
先輩ぶるつもりは毛頭無いのですが自分の一挙手一投足が捕えられる危険を秘めている気はしている。
自分の中に残っている上級生の方々のイメージを、これからやってくるところの後輩たちに見せることはできるだろうかと思う。
それはできれば、自分にまとわせてではなく、自分を通過して遠くを眺めるような形で。
とりあえず主体が年長者側にあるようではいけないのだと思います(体育会系な体制に喧嘩を売るわけではありませんが)。
しかしあまり好き勝手にやらせるわけにもいかない厄介なところ。
それでも、上級生が構ってちゃんに堕することだけは避けるべきだと思う。
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