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2013-04-17-Wed 22:55:51 │EDIT
院生の方と人違いに遭った。

他大からやって来てくださっている先生が非常に期待を寄せていた人物は私ではなかった。
申し訳なさと至らなさと何か憤りのような不甲斐なさと、とにかく色々ショックではあった。

これから自分がどのような道に進むにせよ、例えばもし精進を選ぶのであれば、自分は○○をやっている者である、と、そういう紹介ができるほど専門的な知識や思考をアイデンティティとして獲得する必要があるのは、およそ間違いない。
それは何に関してもそうだろうと思う。
それこそ趣味に関してさえ。
きっとそういう自己形成を選ばない人も同じくらい多数あるのだろうけれど、自分ならばきっとそれが言えないことに耐えられないのだろうと思う。

○○の専門家です、という言葉は危うさも持ち合わせていますが非常に強力であると思う。
それはある意味では虎の威を借る狐と変わらない名義への依存的な状態なのかもしれないけれど。

何か一つにかけて先んじるということとその他すべてにおいて劣るということはまったく同一の内容ではないと思う。
今の自分にそれができるだろうかと思う。
つまり、あれこれと手を出しては何にも長けることができずにいる今の自分は一体どういう者であるといえるのだろう?

自己形成を余所に託すこと、例えば趣味は何である、最近読んだ本は何である、よく聴く音楽は、よく見る画家は、などといった言葉を使うことが、どこまで本質的にその人を表しているだろうか、ということは(やや僻みを含みながら)疑問ではある。
一方でその人が確かに残した功績や業績は消えるものではないし主観と客観で価値の変わる通貨でもないはずだと思う。
過去の栄光に縋るのは愚かだと知っていながらもそれを無視してその人物が測れるだろうかとも思う。
結局人間一人理解するだけでずいぶんと大変な作業。

そういう社会。
改めて、生き残れるか不安になった感じがしました。

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2013-04-16-Tue 23:58:35 │EDIT
演習の参加人数が50人くらいいたのに、授業内容説明後1週間経ったら半分以下程度に減っていた。
まあ笑いましたとも。
GW明けなのかと錯覚しそうになった。

ハードな授業というのとは違う、やることの多い授業というのか、面倒な出席形態というのか。
私は以前から出たくない授業なら出なけりゃいいというスタンスなので別に構いはしないのですが。


授業に出て眠るのはまだよし、落書きもまあまだよし、しかし私語だけはやめろ、という話を昔教授に聞いたことがあります。
自分で自分の非の責任を負いきれないような行為、要は他者への介入はするなという話。
厄介な授業に無理に出てお友達どうしで文句を垂れ流し続けていて、それで得をする人間は一人もいない。
単位は来るかもしれませんけれどね、そうやってもらった単位の中身がどれほど空虚なことか。

一般教養的な授業では特にこの傾向、すなわちろくに話も聞きゃしないのにやってきて出席だけ提出しあとは喋っているというような状態がよく見られる状況にある気がします、私見による偏見ですが。
しかしこうしてみると教室の中という空間はコミュニタリアニズム的な場所なのかもしれない。
そしてその空間に入るか否かはあくまで自由的である。

今年は哲学系の科目に何かステマでも敷かれているのか、やたらに人の多い教室に出くわし、4年次になってまだこんな中にいろというのかと苛立つことしばし。
まあ半分くらいは自業自得。

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2013-04-15-Mon 23:39:03 │EDIT
卒論の題目報告書を提出し、講義に出ても下級生の学年が一目でわかるようになってしまった大学最終年。
長かったなあとか短かったなあというよりも老いたなあ衰えたなあという印象のほうがなぜか強い。


自分の話がどこにも届かないということに気づいてから長い。
最近ではそれも多少は通用する有用なものなのかもしれないと生意気にも思えていたりする。
それは最上級生としての余裕か、それとも居座る老害への辟易としてそうさせられているのか。


将来的なものはいまだ見えず、大学院という言葉を盾にポーズだけ勉強しているフリをして、その実何をしているわけでもないままここまで来てしまった。
院試に落ちてそのまま死んでしまえばいいとさえ思う。
きっと。


こういう日だからなのか珍しくやたらお酒を飲みました。
帰りの電車の中での記憶がほぼないのはおそらく昨晩眠っていないせいでしょうが、飲み会の最中の出来事をはっきりと完全には思い返せないというのはなかなか不思議なものです。


自分が下級生だったころに見上げた上級生は一体どんなだったかしら。

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2013-04-14-Sun 23:59:30 │EDIT
犬のするマーキングのような行為は人間においてより顕著に見られる場合があるのだろうなと思う。
人間の場合は道具を使うことができまた事物を所有することができるわけであって動物のように排泄や分泌を利用することがないというだけの話。

所有品などの設置によってここは自分のテリトリーであると暗に示す様子は権力構造のようでもある。
例えば特定の職業における制服というものはそういった意味において二重に役割を持っている。
すなわち、企業が制服を「与える」ことで社員を領域内に囲い込み、社員は企業内において一定の場所を「与えられ」それを占める。
最低限この部分は自分のものである、領地侵犯はご免蒙りたい、という言い分が成立する。

この意識は所謂「場所取り」というか、椅子に荷物だけ置いてその席を確保しておくような行為にもつながっていくと思う。
自分のものでない、他人の所有物というだけでそれに触れることは憚られ、なんだこれは邪魔だとどかしてしまうことができなくなってしまう。
それは多くの場合周囲の目による(フーコー的な)相互監視の状況がそうさせるのだろうけれども、おそらく誰の見ていないところでも道徳的にそれを躊躇わせるような判断をする人は少なくないはず。

しかしもちろんこれでは「先にやった奴の勝ち」であり、最初にインドシナ大陸に着いたのであると宣言してしまえばそこにいた原住民たちを排斥することにもなり、誰のものでもない空き地で俺様のコンサートだと言ってしまって支配するような暴力的構造が見え隠れ。
これに対抗する意見ももちろんいくらでも提出できるがそれはそこに設置される意見ないし所有品の質による、要するに自分の布団まで持ち込むようなことをすれば当然斥けられるに決まっているが本や小物、落書きなどそれがそこにある程度のことでは支障が無いようなものでは簡単に看過されてしまう。

見過ごしている以上はそれを受容していることとほとんどイコールであり、彼のマーキングは成功している。
しかしそれが必ずしも認められるとは私には思えない。

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2013-04-13-Sat 23:57:31 │EDIT
従弟の勉強を先月あたりから手伝っている。
今日が四回目。


従弟はなかなか知識がしっかりしていて社会・理科あたりの語句問題はけっこう強い。
一方で応用的なものに弱いというある種典型的なタイプ。
あと言葉が弱い(叔母談)


よく父親が息子に自分の達成できなかったことを託すという構図で夢を掲げさせるような話がありますが、もしかしたらそれに近いところがあるのかもしれない。
私は中学受験していませんが大学受験負け越しましたし……
現段階で知識や意欲のある彼と、自分が彼程度の年齢であったころとを想起し比較してみたとき、どうしても彼の側の延長線上にはより素敵な未来を見出してしまうのは、いったいどこまで謙遜(もしくは自己嫌悪)のさせることなのか。


まあもっぱら私にそういう意味でのプレッシャー(?)を放ってくるのはその6つ上の従妹のほうだったりしますけどね!
学歴コンプというほど立派なものでない、学習意欲コンプみたいなものであるのだと思う、自分。



余談ですがこの記事のタイトル打ち込んだ直後に大森荘蔵の論文の内容思い出してやっぱりTKのセンス哲学的な意味で凄いわって一人で吃驚してました。

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赤鯖
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非公開
誕生日:
1991/10/06
職業:
大学生
自己紹介:
自分のためでない、他人のためのコミュニケーションを心掛けたら、孤立した。
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