ユーモア
【英】humor
もと体液の意。古代生理学では、体液の種類と量が人の性格や気質を決定すると考えられた。
キルケゴールは、ユーモアを倫理的実存と宗教的実存との境に置き、無限なるものの姿とした。世俗的なものは、絶対的なものの前では無意味であり、滑稽だからである。
これはユーモア一般の本質をよく表現している。ユーモアは意味がないからナンセンスなのではない。むしろ積極的に意味の破壊――空の空なるものをめざすからこそ、ナンセンスなのである。
そしてナンセンスを笑われている当の相手は、実は我々自身でもある。ユーモアが与える心温まる連帯感の源は、この共犯性にある。
皮肉が孤独な笑いとすれば、ユーモアは共笑いといえよう。皮肉屋は自らを高くし、自らを神の位置において愚者を笑うのに対して、ユーモリストは自らを低くし、自らを被造物の位置において、我々すべての不条理――そのセンスへの執着のナンセンスを笑うのである。
(講談社現代新書『現代哲学辞典』より)
勉強といえるほど勉強していませんがそんなさなかに見かけました。
ユーモリストという言葉が非常に気に入りました。
あれこれと気にかかって、そんなことを気にしている余裕はないのだよと自らを諌め、そのバランスの制御に失敗して拗ねたり不貞腐れたりしているうちに今年度も折り返しました。
すべきことは何一つ終わっていません。
大事の前は決まって鬱になります。
ゆとり世代なので努力の仕方を知りません(爆笑)
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