エアコンを解禁したところあっという間に風邪をひきました。
異常気象だなんだと言われることがありますがそりゃあ自然に対したかが人間がどうすることのできるものでもなかろうと思ってしまう。
ナチュラリズムを唱える気はそんなに無いのですが、例えば『百姓貴族』2巻で語られていたような感覚。
人間文化の根底というかほとんどアプリオリなものとして自然環境というものがある以上はそりゃあそうだろうと思う。
神が想像されれば妖怪だって考えられもする、全世界を問わず。
一方で、この人間の営みだって広く見れば「自然の」出来事なのだから、という考え方もいちおう通用する。
理屈の上でだけしか納得できていませんが私は。
こんな話をしていたのは大森正蔵だっただろうか。
「午後の恐竜」ではありませんが、たかだかぽっと出の人類ごときがぴーぴー騒いだところでねえ、とか考えないでもない。
魂は宿るものではなく見出すものであり、崇拝というまでいかずとも、自然に対して少なくとも敬意のようなものは抱いていておかしくはないのだろうと。
そう思ってしまうのは田舎育ちだからでしょうか。
そういうわけで薬が苦手です。
風邪をひいたらはやく寝ます。
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