批評やレビューというものを書くのがけっこう嫌いではなく、またネット上でどなたかの書かれたそれらを読むのもよくやることなのですが、それでも批評家やコメンテーターというやつはあまり好きじゃなかったりする。
それがどういうことなのかはよくわからなくて、単純に上から評価している様が気に入らないだけなのかもしれない。
自分のことはとりあえず棚に置いておくとして、そういった人物の中には傲慢というか尊大なタイプが一定数いて、それらはその性質がゆえに目立ってしまう。
単純に自分が気持よく書けている間だけ楽しいのかもしれない。
ネタがあるうちだけ文章が書けるような駆け出しのアマ作家に似る。
うまくいかなかったからといって目を背けて逃げるのはエゴだし、一度そちらに進むと決めたのならそう簡単に引き返すものではない。
それとも引き返すこと自体は悪いことではなくて、それも一定の見切りをきちんとつけた末の結論であるならば妥当な話なのだろうと思う。
だからきっと本当にいけないのはあれこれ手を出しそのすべてに中途半端な足跡をつけて大したこともしないまま諦めてはまたそれを正統化するために別のものに手を出すような移り気。
趣味や特技のレベルなら構わないのかもしれない。
けれど人間関係や仕事や学業においてそんなことをやっていたら周りの人は見放してしまうことと思う。
それがつまり信用を失くすということと同義なのだと思う。
明日提出のレポートを今から書きます。
ここからが本当の勝負なんだよ。学生。
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