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2024-05-19-Sun 17:29:14 │EDIT
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自動車教習所日記 10日目、11日目

2012-03-14-Wed 23:15:41 │EDIT
10日目(きのう=3月13日)


朝10時には学校に着きたいと触れ込んでおきながら10時半に家を出る。
自習室に向かい、パソコンでの自習をしばらく行い、模擬試験のマークシートに臨む。
前日に見た問題であるので、思ったほどの脅威でもなく。
前回どこを間違えたかという洗い出しまでやって回答終了。
監督者の方がいなかったのでロビーの受付にシートを持っていく。
100点で合格。
そのまま模擬試験の3に取り組む。
こちらも同じように、前回どこを間違ったか、まで自覚できる余裕をもって回答。
1問間違えてしまいましたが合格。
こうしてなんとか午前中のうちに予備試験受験資格を獲得。

予備試験は午後1時半から。
本免予備試験と同じ部屋ということを知らなかったので危うくそちらに座ってしまうところでした。
プロジェクターにPCの時計を映し、それに基づいて試験をする。
本番は30分のところ、予備試験ということで25分で挑戦。
カンニング防止のため、解答用紙の上に問題用紙をかぶせるようにしなければならない。
恐らくは素行不良から座席指定を命じられていた男二人がやかましかった。

その場で結果が出ます。
回答時間45分の本免予備試験の方々が取り組んでいらっしゃる横で採点は黙々と進み、ものの数分で返却とチェック。
マークシート式なのですいすいいくわけです。
試験監督の方は右手を故障されていたので、一人で採点するのは少し大変そうだなと、一番前に座っていた私は思ったりなぞしましたが、案外こなれた様子。
順に解答用紙を受け取りに行き、手帳に日付と得点を書いてもらってハンコをいただく。
前夜、自分にプレッシャーをかけた甲斐あってか、100点で一発合格をいただきました。
これで仮免学科試験を受験する資格が手に入ったということです。

1時間の空き時間のうちに、近所のコンビニに行ってジャンプを立ち読み&昼食を買い求める。
ATMからなけなしの2000円を引き出す。残りは400円程度。
仮免を取ったらお小遣いをいただく交渉をすると誓う。
おにぎりをふたつほど買う。

次には教習のみきわめが入っていました。
朝のうちにもらってあった配車券には最初にお世話になった教官の方のお名前があり、なんとなく感慨深い。
おにぎりをひとつ食べたところで時間になり、教習所内での総まとめに入る。

初回ほどお話をすることはありませんでしたが、踏切前の一時停止で窓を開け、通過した後、
「花粉があるでね、閉めてくれんかね」
といわれたのがなんとなくかわいかった。

カーブで若干よろめいたことと、ミラーの角度が最初合っていなかったこと、発着点に停めるときに速度が少し速かったことを指摘され、あとはおよそ大丈夫とのこと。
自分でもうまくなったものだなあと思う。
流石に10日か。
どんなことでも二桁を越えると存在感が上がるものです。

それを終えて、最後に技能解説。
検定をどのように受けるか、検定でどのようなことをやるのか、という説明と、それに向けて日ごろどのように意識しているのがよいか、ということの解説。
まあ教習は終わっていたので今更日ごろの注意も何もなかったのですけれどね。
正直最後に持ってこないでほしかったですこういうのは……
終わり次第受付に行き、申込を済ませる。

翌日の8時までに集合・受付を済ませるべしというお達しにつき、日付が変わるとともに就寝。
検定を明日に控えてどこかかりかりしていたような気がする。
帰り道からそれを引きずっていたのだと思う。
当たり散らすしかたはまだへたくそなままでした。

とにかく無理にも寝る。




11日目(きょう=3月14日)


7時10分ごろ起床。7時半には出なければならなかったのでギリギリもいいとこでした。
妹と一緒に朝食を食べ、ストーブにあたって暖を取るのもそこそこに7時35分ごろ出発。
底冷えする朝でありました。

この時間だと中学生が登校しておるのだなあと少年少女をかわしつつしみじみ実感。
自分は何をやっているのだろうと思いながら、それでも今朝は早起きしたのだし、とも思う。
思わなかったかも。

7時51分ごろ到着。受付に教習手帳を預けて指定された教室へ。
ホワイトボードに受験者名簿があり、そこに受験番号があり、その名簿の横に座席指定をする図がありました。
14番。
3列目の先頭。
なにか予感がする。

先生、入ってくる。
「この順に、各列ごとに班を分けて、前のひとから順にやっていきますから」
予感が当たる。

トップバッターかよー……かよー……よー……ぉー (エコー)

しかしまあ一方で、早くも騒ぎ立つ数名がいたりして、下もいるんだし、と精神を落ち着かせる(失礼)。
まあ14日に受験番号14番で失敗するはずがなかろうと自分に言い聞かせる。

「次に検定を受ける人」が後部座席に乗るシステムです。
前の人がいない先頭受験者は、検定員の方がコースを試走するところに同乗します。
検定を担当してくださるのは、2日目に2時間もお世話になった先生。
前日のみきわめと同じくなにか縁を感じる。
どれだけできるようになったか見せてやりたいと思う。

さらりとコースを回り、一通りのことをやって発着点に戻ってくる。
先生はあまりにさらさらとやってしまうので何か緊張するほどでもないかなと思えてきてしまう。

そのまま当たり前のように、連続的に、何事も無いかのように検定スタート。
次の受験者のひとが後ろに乗り、私は周囲の確認と車体下の確認をして後方注意をしつつ乗り込む。
受験番号と氏名を告げてさらりと検定スタート。
ならし走行で一周。
直線で45キロ。
障害物回避。
進路変更。
右折、左折。
一方通行。
見通しの悪いところの通行。
坂道発進。
下り坂でローギア。
クランク。
踏み切りの一時停止、通過。
S字カーブ。
またクランク。
発着点へ。
ポールの手前でゆっくりと停車、エンジンを切ってシートベルトを外し、シートを戻す。
後部座席の受験者を下ろすと先生から一言アドバイス、「出せるところではもっと出してもよい」。
後方確認をしつつドアを開け、車から降りる。
以上滞りなく終了。

想像以上にさらりと終わりました。

真っ先に終わってしまったために午前中がまるっと暇な時間になってしまい、本を読んだり、携帯をいじってツイッターで遊んだり、ロビーから他の受験者の検定を眺めて無闇にプレッシャーを与えたり、音楽を聴いたり、軽くうとうとしたりして、時間を過ごしました。
一応多少は午後の試験に向けての勉強もしましたですよ……?

お昼前ごろに受験者が受付前に召集される。
その中から数名だけが呼び出され、ロビーの奥のほうに連れて行かれる。
彼らはミスをした方々でした。
よって残りは全員合格。

合格者はそのまま適性検査に移ります。
入校時にも行った、指の折り曲げ、足首を回す運動、ひざの屈伸運動、そして視力検査。
この視力検査というやつですが、入校時にも相当ぎりぎりで、若干の不安がありました。
やってみると本当にギリギリ通過。
ランドルト環は見えたり見えなかったり。
眼鏡を調整しておくよう言われました。
焦った!
まさかこんなところで落ちかけるとは思わなんだ!

その後、1時間ほど挟んで仮免学科試験。
今朝集合した教室に集まると、受験番号が14番から10番になっていました。
4人もいなくなっていたのか……

仮免学科試験は完全に警視庁の管轄。
厳格なルールに則って行われます。
ただ、ここでも何故かまた私は列の先頭に座っており、正直カンニングとかいえる場所ではなかったのですが。

50問の問題を、模試、予試と同じような要領で解いていく。
難しかった、迷った、と思えたのはほんの3問程度でした。

試験は30分で終了。
採点の時間を含めて50分後に再集合ということで一度解散。
車校の外にある自動販売機でコーヒーを買って眠気を振り払う。
顔も洗う。
まあ試験の前にやれという話ではある。

30分前くらいには教室に戻ってしまっていました。
音楽を聴いたりiPodのゲームをしたりして時間を潰す。

やはり、何事も無かったように、いつも通りに教官の方は入ってきました。
3人か4人ほどの名前を呼ぶ。
私の名前は呼ばれず。
呼ばれた人たちは荷物をまとめるよう指示され、廊下に出て一言受けたあと解散したようです。
残っている皆様は全員合格と言われました。

そういうわけで合格です。
仮免です。
教習第一段階終了です。
条件を満たして路上に出られます。
実感が全くありません。

さて、そのまま第二段階の学科をひとつ受けて帰る予定でした。
しかし配られたスケジュール表(ようやく! 念願の、14日以降のスケジュール!)と時間割を見比べると、今日のうちに受けておける学科が他にもあることに気付く。
気付くというか先生が教えてくれたのですが。
先にやっておくほうが楽だよと。

当然のようにそこから学科を4連続で受けることに。

ひとつめは高速について。
高速道路の走り方、規則、トラブルの対処法などを教わる。
教官の人はなんとなく判定の甘い感じでした。

ふたつめは経路設定について。
目的地までの経路の設定、経路をミスしたときの復帰方法、迷った時の対処法など。
変な笑顔でちょび髭みたいなほくろをした先生。
変なコミカルさが少しおもしろい。

みっつめまでに少々時間があったのでコンビニへ。さすがに空腹でした。
おにぎりをみっつほどと、お茶を買う。
500円弱。
戻ってきて原簿を出してもらうとき、第二段階の棚から出てきたことに素直に感動する。

みっつめは乗車と積載について。
荷物の積み方・ひとの乗せ方・その規則と制限についてなのですが、ここではむしろ実例の話が興味深かった。
タンクローリー運転手の恐怖感。
高速道路から降ってきた鉄塊に潰されて即死した事故。
高速教習時に迫り来る巨大な円筒にぶつかりかけた体験談。
物理学の残酷さを見た時間でした。
今日日10トントラックに10トンの荷物を載せていては、燃料費にもならない赤字なのだそうです。
子供は3人で大人2人分。
半人前、といいますが、実際は2/3人前ということですね。

そして最後に交通事故の対応と保険。
先生は入ってくるなり
「学科ってだるくないですか。僕きょうは学科無いと思ってたのに急に入れられちゃってなんかもうだるくてねー」
とか言っちゃうひと。
こんなに多いとは思ってなかったよーとおっしゃるその超過分のひとりは私ですすみません。
ご自身の保険の失敗談から始まり(公民館のトタン屋根にワゴン車のリアをぶつけて云々)、三流ドラマと称した古いビデオを見(これがなかなか鮮烈でよかった)、さらに実際に事故が起きた時の体験談も交えてお話しをしてくださり。
自分もそういえば轢かれかけて転倒したり、後輩が交通事故で死にかけたりしたなあと、なんとなく思い返す。

結局すべて終わったのは夜中の7時半。
そこで仮免許証を受付にもらいに行こうとしたところ、手袋を紛失したことに気付く。
教室を見に行こうにも授業中で、仕方が無いので仮免許証だけいただいて帰ることにしました。

ともあれ検定は合格しました。
ひゃっはー。



―――
○余談
検定に受かっていたら買おうと思っていた雑誌が売り切れだったことと、父親が「明日は金策だ」とこぼしていたのを聞いてうかつにお金の要求ができなくなってしまったのはついていなかったと思うことにします。
光熱費どうやって払おう……

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