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2026-02-04-Wed 11:50:19 │EDIT
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自動車教習所日記 2日目

2012-03-03-Sat 23:58:19 │EDIT
自動車学校通いの二日目です。
本日はお日柄も良く。


夕方からの教習だったので朝はのんびりしていました。
朝は、というか昼まで、というか。
中島義道『「人間嫌い」のルール』を読んだり弟と遊んだりして気付けば時間。

教習が4時半から。
3時45分ごろ自転車に乗って出発。
やはりそれほど時間がかかるものでもなく、見込み通り20分程度で到着。

配車券を2枚もらい、ロビーでぼんやりして過ごす。
券にはその回担当してくださる教官の方の名前が記されているのですが、昨日は2枚とも同じ方でした。
今日も何故かまた2枚とも同じ名前。
人は昨日とは別の方ではありましたが。
なんですか、仕様ですか。

4時半になり、教習原簿をもらって待機。
名前を呼ばれたのはいかついおじさん。
昨日の方も自分の父親ほどかなとは思いましたが、こちらは伯父ほどかなという感じ。
個人的な話ではありますが、親戚筋にすごく似たひとがいたような、と漠然と思った。

ぼさーっとしていたら、はやく原簿と手帳と教本出しなさい、と咎められる。
厳しいというか、ずばずば言ってくるタイプのひとなのだなあ、と納得した気になってしまう。

昨日は夜でしたが、まだ5時にもなっていなかったので周囲は明るかったのでした。
見通しは昨日よりも良好であるはずが、同じコースで何故か同じような失敗を繰り返す。
カーブがいまひとつうまく曲がれない。
前回は左回りばかりでしたが、今回は右回りをやっていたこともあるのでしょうか。
右のカーブは大きく回る。
対向車とぶつからないようにするため。

教官の方はほとんど世間話等することもなく、ずっと
「ほらブレーキ」
「加速して、もっと」
「(ハンドル)戻すのが遅い」
というような指示を出していました。
萎縮したのかもしれません。
ヘタレですとも。

唯一話したのは、

「大学生? 何学部?」
「文学部です」
「それじゃあ何だ、どこの文学やってんの」
「文学といいますか思想といいますか」
「哲学みたいなのやってんの?」
「哲学科です」
「ああ、そう哲学! そりゃ難しいことやってるねー」
「わかりにくくはありますよね」
「ニーチェ、とか、サルトル、とか……昔やったね、ショーペンハウエル、とか」
「あ、そうなんですか」
「哲学って何を言っているのかわからないところあるけれど、結局何について言っているの?」
「何と言えばいいのかわからないようなことについて言っているというところですかね」
「なるほどね」

という感じでした。
この先生が昔それらを読んだのか、そういうブーム、潮流もあったね、と言っただけなのかは把握しきれず。

「でもそういうのって日本語で読んでもわからなかったりするでしょう」
「そうですね、なので原著で読みます」

こんな程度ではありました。
あとはずっと、私の散漫な注意力を咎められるばかり。
それでも1時間は比較的すぐに終わったのだと思います。
なんだかんだでハンコはいただけたのが幸いでした。

そのまま次の時間には学科へ。
少し早い到着だったのですが、3組ほど話し声の目立つあんちゃんのペアがあり。
やはりまだああした部分には慣れません。大学ではああいった方々を避けて前列方面に座るのですがさすがに車校ではそうもいかず。
後ろのほうに座っていたら「縦と横の人数揃えようかー」と言われて中央に移動したりしました。

先生が右腕を吊っていたのがなんとなく不安でした。
もちろんあれで教習をやることはなかろうけれども……

免許の役割や効果、有効範囲、点数制度などについて。
大型免許では大型特殊車両に乗れない。
大型特殊免許では大型車両に乗れない。
日本語の難しさを見た。

映像を見る授業で、かつその映像が少し古く、ところどころ冗長で、いわゆる「眠くなる」ものなのだろうなと思いました。
入校式の際に「どうしても眠くなる授業っていうのもあるけどね」という旨の言葉を受けていたので、まあ、納得したといいますか。
説明文が出ている後ろで流れている映像にそんなに意味はないんですね。

学科が終わるとまた教習。
先ほどと同じ教官の方に再会。
またあなたですかとお互い思ったに違いない。

前時間の映像に気を取られている隙に外はすっかり暗くなってしまっておりました。
路肩に停めてある車に乗ると早速目標点で止める訓練。
同じところを行ったり来たりしてぎりぎりのところでブレーキをかけるわけですがまだ全然体に馴染んでいないためにいまいちできず。
教習所のロビーに面したところでやっていたので軽い羞恥プレーだった気がします。

そのまま発進へ。
左右確認してウインカー、動く前にまた後ろを確認して発進。
また外周をぐるぐるする。

「この中でなら何やってもいいでね」
そう言われましても、何事も起こさないほうがこちらの心の平穏にも直結するのですが。

対向車にぶつかりかけたのが一回。
フェンスにぶつかりかけたのが一回。
「まっすぐ」走ることがとても難しいのだと思い知りました。
フリーハンドできれいな直線を描けないことに似ている。

先を見ることの訓練。
時期を捉えることの訓練。
この二点を繰り返して強調されました。
見た? 見た? 遅い。

先を見ないっていうのはどういうことかっていうと、と言われ、走行中唐突に原簿で視界を塞がれたりもしました。
そういうことですか。
前を見ることの重要さを痛感する。

注意力が散漫になるというか、不意にぼうっとしてしまう癖があります。体質というのか。
それは呆けてしまうというよりも現実感覚を失っているといったほうが近いのだと思う。
ずっと昔からそう。
それが自分の中に哲学を導いたのですが、今回ばかりは大きな障害になりそうです。

車を運転しているからといって、教習所のコースの中にいるからといって、現実から切り離されたわけではまったくない。
集中力でもって矯正するほかありません。

将来を見ろ、と言われました。
それは「進路のことという意味でなく、これから先に通過する道路に注目しろ」という意味なのだと。
しかし本当に将来を見ることができていない私にとってはそれもまた色々な意味をもって襲来するのでした。
将来を見ろ。

終わった時、パソコンの課題を昨日のうちに取り組んであったことを褒めてもらえたのが妙に嬉しい。
厳しい人からもらえる優しい言葉は嬉しいものです。
もちろん、それを期待してしまってはいけないのですけれども。
励ましのハンコを押してもらいました。

終了時刻が夜の7時半。
なんとなく疲れて、家に帰るまでにふたつあるきつい坂は自転車を手で押して帰りました。
FoZZtoneの「平らな世界」「the imprinting」を口ずさみながら歩くのは何かじんとくる。
「フラッシュワープ」だったらわけもなく泣いていた気がする。


明日は日曜日なのでおやすみです。
ひゃっはー。

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