1年次よく会っていた学科の知人と久々に授業で一緒になった。
いやこれまでにもたびたび教室や構内で顔を見かけることがあったのですがなぜか互いにスルーしてしまっていた。
あちらさんに本を一冊貸していたままになっていたなあと思いながらかれこれ2年ほどの空白。
久しぶりに会って第一声が「本借りっぱなしだった」だったので向こうもどうやらぼちぼち気にかけてくれていたようだったのですが、そうなるとどうにもこれまでスルーしてしまっていたことが気まずくもなる。
まあお互い様なのでしょうかね。
あと実際問題大学構内歩いていてすれ違う程度の刹那にコミュニケーション開始の糸口を掴めるほど私人間できてない。
この大学生活、至極まっとうにまじめに真剣に勉学に取り組んできた(のであろう)あちらさんの顔が不思議と直視できませんでした。
堕落し続けた私とは見比べるべくもなく、惨めさすら感じるような、まあこれも一種の自意識過剰。
きっと。
貸していた本は円城塔『self-reference ENGINE』の文庫版でした。
貸し借りの切れ目が縁の切れ目にならないといいね、とかなんとか。
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