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2011-02-21-Mon 23:36:41 │EDIT
たい。(挨拶)


二階住民がうるさいのはもう毎度のことなのですが、アパートについている明りが自分の部屋とその上だけということを見てしまうとなんともはや。
この者たちの喚きを聞かされているのは自分だけなのかよという落胆もやむなし。

部活の〆切が今週末なので小説を考えていたのですが全然思いつかない。
今回自分の文体を強引に変えてみようと思っているからというのもあるものの。
とにかく思いつくネタが何一つとしておもしろくない。
前々からのストックも壮大すぎて使えない。

自分の文章力の天井を削りながらプロットを書いているような感覚。

限界突破なるか。
とりあえずネタの方向性変えたからここまで読みこんできた本の知識はだいたい無駄になったな……orz


―――
○余談
積読を数えたら65冊ありました。
1日に1冊でも2カ月……だと……

知人に「積読180冊」の猛者がいるからといってさほど驚かなかった自分の危機感の無さがこわい。

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2011-02-17-Thu 23:39:40 │EDIT
電車内でのみ読み進められる縛り(意味不明)でようやっと読了。


不勉強にしてゲーデルという学者のことを少しも知らずにいた昨年末まで。
古本屋でこの本を手に取ったのはある意味偶然ともいえるでしょう。
単に『哲学』と名のついた安価な新書だったからということもあるやもしれません。

しかし内容は実に親切というか丁寧というか。
細かいところまで、ゆっくりと教えてくれる感じでした。
私個人の興味領域と大いにかぶるところもあり、そこまで難しいという印象も無く読めた感があります。

数理哲学というのでしょうか、論理的な思考というか、そういうところの極致でしょう。
ヴィトゲンシュタインでレポートを書き、パラドックスでレポートを書いたばかりだったので私にはちょうどよかったです。

頭の体操だけとして第1章のみ読んでも楽しめるというのが素敵な構成。
後半も、無理に理解せずとも哲学史的な史実の追いかけができるので勉強になりました。
ゲーデルの周囲を取り巻く人々の事情や言葉も多く取り上げられているのもまたよい。
最たる人物ともなるとアインシュタインなんか出てきますからねえ。

クルト・ゲーデルの名前を知らなくとも、論理的に考えることが好きな人なら入っていきやすいのではないでしょうか。
パラドックスを使って解説されている部分はパズル的な楽しみ方もでき、入門にあたってのハードルはかなり低まっているように感じられました。


自分のような不勉強者にもゲーデルという人のおもしろさが伝わる、ということを思うとかなりの名著ではないかと思います。

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2011-02-16-Wed 14:00:52 │EDIT
2月16日の深夜1時半ごろ読了。


伊藤計劃には前から興味があったのですが、これまで触れることなく。
円城塔の同期ということでよく並べられる作家さんです。
今はお亡くなりですが……


『ハーモニー』。
文庫で見たのが初めてだったのですが単行本が元々出ていたとのことで。

未来。技術の発達による超普遍的な体調管理システム。

全人類が体調を管理され、病気にならず、『健康に』『幸福に』生きていられる時代のお話。
既にこのあらすじの時点でおぞましいですね。
誰もが一律に管理されて『調和=ハーモニー』を描き出す社会。
と、それに違和感や反抗心を抱く少女たち、少女だった主人公たち。

とにかく『健康』という言葉が恐ろしい。
『健康』とは考えられる最も手前にある『幸せ』であり、可能な限り手に入れられることに文句はないはず。
そうだろう?
そんなふうに訊かれると否定しにくい。

健康管理と独裁的な支配システムとはどこですり替わるのか、どこで交わっているのか。

管理されるということは意志を失うこと、というのは近代からの一種テーマでもありますね。
有名どころで『モダン・タイムス』とか。
あちらが資本主義に疑問を投げかけるのに対しこちらは価値観そのものを揺るがすので、なお問題との距離が近い。

そもそも『健康』とは『身体的健康 / 精神的健康 / 社会的健康』の三つからなるもの。
今作で扱われている健康という概念は、特に『精神的健康』を無視しすぎたものであるように思えます。
個人を個人として扱わない。
作中の『社会的リソース』という言葉がその最たる象徴。

病床にあった氏の胸中が慮られる。
健康とは何か?


もうひとつ、ストーリーとは別に驚嘆させられたのが文章の形式。
小説というのも結局は文字列でしかなく、そこに感情があるわけでもない、そこに何かが直接描かれているわけでもない、文字というそのものに意味はないという問題があるわけです。
それをあくまで受け入れ、客観的なまでに書き表す。
マークアップ言語による表現方法は冷たすぎるほどに冷静な印象を受けます。
もちろんそれは狙ってやっていることなのでしょうが。


過去の人々は、自分が後世にどんな扱いをされるのか一切知りようがない。
現代に生きる私たちも、その私たちがしている生活様式も、未来世界でどう扱われていようと文句は言えない。
未来から過去を見るスタイル(いわゆる『神の視点』)で普段の生活を分析されると、それが失われることへの感慨、恐怖や興味など、何かを思わざるをえないものです。
SFではよくあることですけどね。


そういった、ごく近い範囲で深く暗く何かを考えさせられる小説。
現代の、特に日本の社会の価値観様式に少しでも疑問を持ったことのある方は是非。

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2011-02-11-Fri 20:54:59 │EDIT
って友人に言われましたわーい。(挨拶)


傘をささずに歩いて雪まみれになるのが好き。
雨も本当は傘をささずに歩くのが好き。
つまりできるだけ弱く、かつそれがそういう天気であるということがはっきりている程度の弱さであってほしい。
傘が嫌いというわけではないのですよ。傘は傘でとても好き。

雪が似合うと言われるのはどういう意味で似合うということなのかはわかりませんけどね。
儚い印象と言われただけなのかもしれない。

実家では雪が積もるなんてことが全然なかったので楽しいです。
雪きれい。


雪がきれいだったので思わず円城塔「Boy's Surface」の文庫版と伊藤計劃「ハーモニー」を買ってしまいました。
謎の出費。
雪め。


―――
○余談
シチュー煮込んでる間にブログ書くというなんという理想的さ。

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2011-02-06-Sun 14:05:47 │EDIT

高校時代によく読んでいた本を再読。

SNSについて少し調べていた時に引っ掛かったのが「フリッカー」の存在。
うちの父が「フリッカー」という言葉を聞いた時嫌いと言っていた理由がなんとなくわかりました。

本編1話の長編。
主人公・鏡公彦による妹殺害の報復劇と思われる何か。

とにかく推理小説と銘打つのがやりにくいノベルス。
これは推理ではないよなあと思う。
「大」と書いてある紙を見せて「これ何て書いてある?」と訊いて、「だい」と答えたところで隠していた指をどけて「実は犬でしたー」と言ってしまうような。
盲点を突くというより死角から強襲するというか。
それでも一応最低限の情報公開はちゃんとしていたりする。

文章自体のトリックより、前にどこかで見た「動機の特殊さ」は印象的だったかもしれません。
大量殺人を行っている「突き刺しジャック」が何故そんなに人を殺すのか?
ある意味では非常に珍しい、どこか訴えるところのあるものといえるような。

再読ということで、あらすじやトリック、人物の正体などは覚えていましたが、そうなると逆に細部が気になってしまって仕方なかったでした。
伏線の張り方がなかなかうまい。
これはサスペンスとして読んだほうが読書体験としては良いのではなかろうか。

友人に話を聞く限りでも「佐藤友哉は再読すると面白い」という認識はあるようです。
鏡家サーガなんか顕著でしょうね。
逆に最近の作品はどうなんだろう。再読するほど読んでいないからなあ……

再読で気付いたのですが公彦氏18歳だと……
大学生ということはどうあっても大学1年以上ではない。
大学1年生であれだけの財力と装備を持っていたのか……そう思うとなかなかすごい。
学年としてはタメなのにあの行動力はとても真似できない。ある意味では現実性が無い。まあそこは彼の異常性というかそういうものを極端に表わしているということなのかもしれませんが。

ネタが古いような気がしたのはどうなんでしょう。まあもちろんそんなこと気にしていたらパロディは成り立たないわけですが。
前に読んだ某作家は文庫化にあたっての加筆訂正としてBGMのアーティスト変更という物凄くどうでもいい変更をしていたのでそんなことするよりよほどマシか。

ただパロディや引用が非常に多いのも事実。
文学作家やアーティストの「名前だけ」引用という抽象的なやり方は伝わる人にしか伝わらないのではないかなあというところ。ドヤ顔でやられたら激昂できるレベル。

一般には「ラストで驚かされる」と形容されるであろうものは、一歩間違えれば「ラストでブチ切れさせてくれる」という評価を得ることになる……というのが実感できる作品。
まあ鏡家サーガなんかは特に全部そうですし、それが初期の氏の特色なのだから仕方が無い。
本人もそのリスクは承知しているはず。

語彙の偏りは自分は気になりませんでしたが、人によっては「狂う」「壊れる」の連呼が許せないのだとか。
そもそもその手のアウトローな感情表現は文字に直すのが困難を極めるものですからね。
この作品の妙味はそれさえ振り切ってあくまで一個作品であると言い張るところにあるのですからそのくらい置いていってしまったほうが間違いなく気は楽。

難しい話ではない上改行や会話も多いためさらりと読めてしまうのですが、読後感はなかなか異様。
決して深くはない内容であるのに、瞬間最大風速というよりも平均的に暴風なせいで印象が残りやすい。

ただし登場人物は多い。多い上に似た者同士も多い。キャラをしっかりつかめないと何が何やらとなる可能性は比較的高め。挿絵があるわけでもないですし。
何かと色々と読者を選びますね。

勢いはありますが鈍重で、内容は薄いのに存在感は大きい。
おそらく最も評価されるべくは、これがデビュー作であるということ。
これだけ異端な小説を世に解き放ちながら登場した作家が当時どれほど意外だったかは想像に難くないでしょう。

振り切れ具合、文章技術の甘さ、ストレートすぎる表現など、さまざまな意味での佐藤友哉の原点。

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プロフィール
HN:
赤鯖
年齢:
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性別:
非公開
誕生日:
1991/10/06
職業:
大学生
自己紹介:
自分のためでない、他人のためのコミュニケーションを心掛けたら、孤立した。
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